【小学校中学年・高学年の子ども向け】高学年の通知表の見方と評価を上げる方法

通知表は子供も両親も気になるものではあります。子供の学校生活が評価されていますが、ついつい数字が大きいと「出来る」と思いがちです。高学年になると通知表の評価が三段階から五段階評価に変わることが多く、数字が気になりますが、実は通知表で見るべきは数字ではないのです。今回は、通知表の見方をご紹介します。

通知表の目的と見るべき場所

通知表の目的は子供の学校生活を保護者に伝えるということです。五段階評価で通知表の数字が「3」だった場合、もっと頑張りなさいと叱ってしまうこともあるかもしれませんが、実際に見るべきものは数字ではなく、アルファベットの部分なのです。「関心意欲態度…A」というように、その教科のことを詳しく分類化している部分があるので、そこを重点的に確認するようにしましょう。

ちなみに通知表の評価は「絶対評価」に変わっています。昔は、クラスに5をもらえる人は何人、と決められていたのですが、今は子供が頑張れば全員が5をもらえるという評価に変わっています。子供のモチベーションを上げることも通知表の大きな役割なので、出来るだけ良い成績をつけて子供の勉強や学校のモチベーションを上げてもらうためにあります。

また、通知表の評価は担任の先生によって変わってくることが多く、相性が悪いとあまりよくない成績のまま進んでしまうことがあるのです。小学校の成績はある程度の担任の主観が入っていることを両親も知っておくことが大切です。

高学年で変わる通知表の評価


高学年になると、通知表の評価が少し変わります。テストの成績が重要視されて、中学校を意識した評価をつけられることが多いです。通知表には「意欲関心態度」「思考・創意工夫」「技能」「知識理解」の4つの評価項目があります。それぞれどのような評価をされているか見てみましょう。

関心意欲態度

しっかり授業を受けているだけではこの項目は上がりません。授業中に手をあげたり、字をキレイに書いたりなども評価の対象になります。宿題や忘れ物などもこの部分の評価になります。

思考・創意工夫

思考や創意工夫は評価が取りにくい場所といわれています。授業中の発言に思考や工夫がみられるか、テストの応用問題などの評価がここに反映されます。高学年になると問題が難しくなるので、工夫して計算できないと評価が取りにくいです。

技能

体育の実技や、理科の実験、社会の地図帳づくりなどがここに反映されます。

知識理解

テストの点数が反映される場所です。90点以上でA、などの決まりがあるので、出来るだけ高得点を取る必要があります。

また、高学年になるとテストや授業中の発言などが大きく評価されます。工夫して解くなどを意識するだけで成績を上げることが出来ます。

「よくできる」ってどのライン?


評価がAや◎の部分がよく出来ていると思いがちですが、絶対評価であってもAや◎をつけてもらっている人は1~3割です。つまり、Aや◎がなかったから勉強が出来ないと決めつけて叱ったり、評価してしまったりすると、子供のモチベーションを下げることに繋がってしまいます。Aや◎などで通知表の数字が決まるので、数字で評価するのも良くないのですが、一般的によくできるラインをご紹介します。

<よくできるライン>

  • 3が標準なので、普通レベルまで出来ていることを褒める
  • 4~5以上の評価は「よくできる」ラインです。
  • 2や3の評価であっても、Aや◎の評価が2つ以上ある

通知表の数字ではなく、前年度の評価からどう変化しているかを確認してみましょう。

通知表が悪かった場合の対処法とは


通知表が悪かった場合、少しでも成績を上げたいと考えるのが普通ですよね。通知表の成績が悪かったときに、次の通知表で結果を出すための対処法をご紹介します。

(1)通知表の分析をする

通知表が悪かった場合、×や△といった、苦手分野について書かれていることが多いです。そこを対処すれば、結果的には成績を上げることが可能なのです。意欲関心態度などは、忘れ物や授業中の態度、ノートの取り方などを気を付ければ問題ありません。

(2)学習塾に通う

勉強面で×や△が多い場合は、授業態度だけでは成績が向上しないケースが多いです。最悪の場合、子供が勉強嫌いになる可能性もあるため、通知表が悪い時の対処法としては学習塾に通って勉強の補強をすること、学校の勉強の余裕を持たせることも重要です。

高学年の通知表で差が出る

高学年の場合、テストの点数が通知表に反映しやすいので、子供のモチベーションに大きく作用することが多いです。勉強ができない、苦手だと自分で思ってしまう子供は、これからも勉強が苦手だと思い込んでしまうため、今後の勉強に差が出る可能性があります。数値だけでなくアルファベットなどの評価を重視しながら、子供の学校での勉強を確認して、今後の勉強方法の確認として使うことで、成績向上を目指すことが可能です。