【小学生の子ども向け】小学生が朝すっきり起きる!起こし方のポイント

小学生になっても、朝なかなか起きられない子どもも少なくありません。ここでは子どもの睡眠時間や起床時間のデータと共に、スッキリ目覚めるための起こし方についてもご紹介していきます。朝起きにくい原因や起きやすい環境作り、病気についても触れています。朝起きにくい小学生のお子さんとの生活の見直しの参考にしてくださいね。

小学生の就寝時間と学校のある日の起床時刻は?起こし方にも影響が!

朝起きられない原因に、入眠時間が遅くなっていることが挙げられます。さらに睡眠時間が短いこともあり、朝起こしてもなかなか起きないという子どもも増えています。

文部科学省の平成 26 年度「家庭教育の総合的推進に関する調査研究」によると、小学生の平日の起床時刻は

  • 午前6時30分から7時より前に起きる子どもが41.2%
  • 午前6時30分から7時より前に起きる子どもが41.2%
  • 午前6時から6時30分より前に起きる子どもが29.3%
となっており、約7割の子どもが午前6時から7時の間に起きることがわかっています。そして午前6時から7時の間に起きる子どもの約85%の子どもが朝食を食べています。しかし午前8時より遅く起きる子どもの場合、朝食を食べない子が約3割でこの割合は増加傾向にあります。

就寝時間については、午後10時までに寝る子どもが49.2%と約半数です。午後11時以降に就寝する子どもは14.6%となっています。これは高学年になると塾に通っている子どもも増えるため、遅くまで起きているという背景も影響しています。しかし午後11時まで起きている子どもも36.2%もいます。全体的に遅くまで起きているうえに、学校への登校時間に間に合わせるため睡眠時間自体も少ない傾向にあります。

このことから、できるだけ早く入眠するようにすること、良質な睡眠を確保する環境作りが大切だとわかります。また生活リズムを整える朝の起こし方と、朝ごはんを食べる習慣も身につける必要がありそうです。

小学生にベストな朝の起こし方は?親は起きやすい環境を整えよう!


小学生の朝の起こし方は、まず起きやすい環境を整えることです。

カーテンを開けて窓を開け、朝の光を取り入れる

人の体内時計は24時間より少し長めに設定されています。この体内時計のリズムを24時間に調整するのに最適な方法は日光を浴びることです。日光を浴びることで睡眠リズムやホルモン分泌、体温調節が正常に整っていきます。そのためカーテンを開けて朝日をしっかり浴びるようにすることが大切なのです。

「起きなさい」の声掛けは優しく、目覚めやすい音楽をかける

夜間や朝方は、自律神経は副交感神経が優位に働きます。これは身体がリラックスモードに入っているということです。この副交感神経を交感神経モードへ緩やかにシフトさせることで、急激な血圧や心拍数の上昇を抑えることができるのです。そのためには、声掛けは優しくするようにします。なかなか目覚めない子どもにはアップテンポの曲をかけるなどし、緩やかに自律神経のスイッチが切り変わるようにしていきます。

朝ごはんを食べられるように準備する

子どもの脳を活性化させるためには、夜間寝ている間に使われたエネルギーを補給する必要があります。脳がしっかり目覚めるためには、不足した栄養分を補い午前中に活動できるようにする必要があるのです。食事をすることで睡眠中に下がっている体温も上昇します。さらに食べ物を食べて咀嚼することで顎関節の筋肉を動かします。顎の筋肉を動かすことで、脳に刺激を与え目覚めやすくなるのです

小学生が朝、起きてから慌てないための下準備と起こし方を一緒に考える


朝の起こし方と共に考えたいのは、起きてすぐ慌てずに行動できるように準備を行うことです。翌朝のことを心配せずにぐっすり眠るうえでも前日の準備は必要不可欠です。

  • 前日中に翌日の時間割や持ち物、着替えの準備をしておく
  • 朝の支度に「どのくらい時間がかかるか」「何をするのか」をルーティン化しておく
  • 出かける前のルーティンの時間+10分の余裕を持った起床時間を決める
  • 起床時間から平均睡眠時間を逆算し、入眠時間を決める
  • 自分で起きられるように目覚まし時計のセットを習慣づける

など、小学生のうちに生活習慣を整えるうえで必要な行動を親子で話し合いましょう。子どもの将来的な自立を促せるように、一緒に考えるのがポイントです。

小学生なのに朝起きないのは起こし方だけが問題ではないことも


小学生が朝起きられないのは、起こし方以外にも生活リズムの乱れや病気が原因である可能性も考えられます。

朝すっきりと起きられない生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れは、午前中眠気を感じる、ぼーっとする、イライラするなどの一日の体調や機嫌にも悪循環を生みだします。

  • 深夜0時近くまで起きている
  • 入眠する直前までゲームをしている
  • 学校がある日とない日で起床時間が2時間以上違う
  • 朝食を食べていない
  • 学校から帰ってから30分以上の仮眠をしている
などは入眠時間が遅くなり、睡眠の質が低下するリスクを招きます。

起きられないのは病気が潜んでいるから

思春期によく見られる病気のひとつに「起立性調節障害(OD)」というものがあります。これは自律神経失調症のひとつで、立ち上がると脳に血液が循環しづらくなる疾患です。

主な症状として

  • 午前中気分が悪い
  • 立っていると気分が悪い
  • 少し動いただけで動機や息切れがしやすい
  • 頭痛や食欲不振がある
などが挙げられます。個人差もありますが、適度な運動や水分補給、投薬治療で改善されることがあります。朝なかなか起きられない場合には小児科での診察も検討してみてください。

朝の過ごし方が小学生の一日の過ごし方に反映。だから起こし方が大切

子どもが朝、快適に目覚めるためには、前日の過ごし方が大きなポイントとなります。また朝の起こし方も子どもの一日の調子に影響します。毎日の規則正しい生活リズムが、子どもの身体や心を作っています。朝の起こし方や、前日の過ごし方を見直し、質の良い睡眠の確保と、朝すっきり起きることができるような環境作りから始めてみませんか。