【小学生の子ども向け】成長チェック!平均身長と身長を伸ばす3ポイント

子どもの低身長や成長の遅さに不安を感じる保護者の方は少なくありません。子どもの成長度合いが気がかりなのであれば、まずは成長曲線や小学生の平均身長の情報から発育をチェックし、ポイントをおさえて成長を促すことが大切です。ここでは、小学生の平均身長や成長に大切な3つのポイントについて紹介します。

小学生は成長曲線を参考に成長を見守ることが大切

成長異常の早期発見・早期治療につながるため、成長曲線を使ってしっかりと小学生の子どもの成長を見守ることが大切です。平均身長は子どもと同じ年齢層の平均値です。それに対して成長曲線は年齢に応じた成長をしているかをチェックできるひとつの指標で、2つの大きな目的があります。

  • 成長異常の早期発見・早期治療
  • 成長が適正という保証

2つの目的を見ると、保護者の中には子どもの身長が成長曲線の範囲内にないという事実によって、子どもの低身長に悩む方もおられるでしょう。しかし、成長異常や低身長は早期発見できれば、適切な治療によって正常な成長の状態に戻せる可能性があります。子どもの成長に不安があるのであれば、異変をいち早く察知するためにも成長曲線を使って子どもの発育を見守りましょう。

子どもの成長をチェック!小学生の平均身長


文部科学省が全国の小学生を対象に行った平成28年度学校保健統計によると、6歳から11歳までの男女の平均身長は次のようになっています。

【男の子】
6歳(小学1年生):116.5 cm
7歳(小学2年生):122.5 cm
8歳(小学3年生):128.1 cm
9歳(小学4年生):133.6 cm
10歳(小学5年生):138.8 cm
11歳(小学6年生):145.2 cm

【女の子】
6歳(小学1年生):115.6 cm
7歳(小学2年生):121.5 cm
8歳(小学3年生):127.2 cm
9歳(小学4年生):133.4 cm
10歳(小学5年生):140.2 cm
11歳(小学6年生):146.8 cm

平均身長は、同じ年齢の子どもの大きさを知るひとつの情報です。仮に子どもの身長が平均身長以下でも成長曲線の範囲内なら大きな心配はありません。

小学生の身長の伸びに関係する成長ホルモン


子どもの身長が気になるのであれば、成長ホルモンの分泌量が不足しないようにすることが大切です。

成長期にあたる小学生の子どもの身長は、脳下垂体から分泌されるホルモンが血液に吸収されて全身を巡り、身体の土台となる軟骨を形成して骨を作ることで伸びていきます。そのため、成長ホルモンの分泌が少ないと平均身長に持たない低身長になりやすいです。また、糖や脂質の代謝、タンパク質の合成にも影響し、子どもの発育の妨げとなる可能性もあります。

特に、思春期は成長するスピードが急激に早くなります。子どもの代謝状態やさまざまなホルモンの分泌状態によりますが、男の子のピークは13歳、女の子とは11歳と言われています。そのため、思春期の小学生〜中学生ほど成長ホルモンの分泌を妨げないライフスタイルが必要です。

小学生が平均身長以上に成長するための3つのポイント


成長が著しい小学生の時期は、成長に深い関係がある「睡眠」「食事」「運動」の3つのポイントをおさえたサポートをしてあげることが大切です。

十分な睡眠

成長ホルモンは睡眠中にもっとも分泌されるといわれているため、保護者の方は質のよい睡眠を取れる環境づくりをして平均身長を目指しましょう。

文部科学省が行った睡眠調査の結果によると、次の日に学校がある日は小学生の約半数の49.2%が夜10時(22時)までに就寝しています。しかし、学年が上がるほど夜型化しやすく、小学5・6年生になると男女とも22時以降に就寝する子どもが増える傾向にあります。

子どもの夜型化は、大人の生活環境が影響しているケースが少なくありません。大人がいつまでもテレビを見たり、ゲームをしたりしていると子どもはその姿を見ているので、「早く寝なさい」といわれても説得力が半減します。子どもがスムーズに就寝できるよう、保護者の方も生活習慣を見直すようにしましょう。

バランスのとれた食事

成長には多くの栄養が必要になるため、1日3回のバランスの取れた食事が必要です。忙しくて朝ごはんを食べない保護者の方もいますが、保護者の方が朝食を食べないから子どもも朝食を食べないというケースが少なくありません。子どもの発育のためにも一緒にテーブルを囲み、楽しい食事をしながら必要な栄養を摂らせるようにしましょう。

身体は食事によって摂り込まれた栄養からできています。不足しがちな野菜を積極的に摂取できるよう調理方法やメニューを工夫し、食生活から小学生の子どもの成長を促して平均身長以上を目指しましょう。

適度な運動

しっかりと運動をすれば、お腹もすいて食事の量も増え、適度な疲れによって質の高い睡眠にもつながります。「睡眠」や「食事」という2つの成長のポイントをおさえたサポートがしやすくなるため、屋内遊びは時間制限などのルールを決めて運動へ意識が向くような環境にしてあげましょう。

体全体を使って遊んだり運動したりすることで体を動かす能力やバランス感覚、心肺機能や筋力が高まり、平均身長へ近づけることができます。小学生になると、ゲームやインターネットなどの室内遊びに没頭してしまう子どもも多いですが、なるべく屋外遊びや運動するよう誘導することが大切です。

小学生の成長曲線や平均身長を参考にして成長を見守ろう

成長異常を早期発見し、正常な成長の状態に戻すためには、成長曲線や小学生の平均身長から子どもの成長を見守ることが大切です。もし低身長や成長の遅れを感じたら、成長ホルモンの分泌の妨げとなる生活を見直し、ポイントをおさえた上手なサポートで子どもの成長を促しましょう。