【小学校高学年の子ども向け】来たる中1ギャップのために!小学生の勉強に親が接する効果的な方法とは

小学5・6年生になると、意識されるのが中学校生活。テスト勉強で困らないように、小学生のうちから自宅学習を習慣づけましょう。勉強の時間を作る大切さは小学生のうちに学ぶべきです。また、勉強している我が子を応援する効果的な方法もご紹介します。

小学生の勉強方法のはじめの一歩は「時間を作ること」

小学生は、学校以外の学習する時間が少ないことが分かっています。学習習慣について示す文科省のデータには次のようなものがあります。

  • 小学6年生の約4割は、学校以外での勉強時間が0〜1時間未満
  • 小学6年生の約4割は、1〜2時間未満
  • 小学6年生の約2割は、3時間もしくはそれ以上勉強している

このデータをみると、1時間程度勉強している小学生としていない小学生はほぼ同数と分かります。そのため、1日1時間程度の学習時間を確保できれば、日常的な取り組みとして「頑張っている」といえるのではないでしょうか。毎日必ず1時間とは定めずに、1週間の平均をとるイメージにすると自然に取り組めるはずです。
例を挙げてみましょう。

(月)60分‥‥習い事があるので宿題のみ
(火)60分‥‥塾のみ
(水)40分‥‥習い事の練習と宿題
(木)60分‥‥習い事の練習と宿題
(金)90分‥‥塾から帰って宿題
(土)60分‥‥宿題のみ
※日曜日を休日に設定

この例の1週間の合計学習時間は、370分となります。
370分を日曜日をのぞく6日間で割ると、

370÷6=61.6‥

となり、平均して1時間の学習時間をとることができます。
このようなスケジュールを組めば、塾のほかに習い事をしていても安心です。基本となる1週間のスケジュールを決めておいて、運動会の前後は疲れているから控えめ、試合や発表会など習い事に集中したい時は学習時間を減らすなど臨機応変に対応するのも良いアイデアです。

なお、集中力の持続には個人差があります。机に向かうことが苦痛、うまく集中できないという場合は、1日15〜20分本を読む、机で作業をすることからスタートしても良いでしょう。

小学生のうちから計画を立てられる勉強方法を身につけよう


小学5・6年生は中学校を意識する学齢です。中学の定期テスト勉強は計画性が大切。定期テストや実力テストは高校受験にもつながっていくので、中1からしっかりと成果を上げていく必要があります。
成果をあげるためには、自分に合った勉強方法を知らなければなりません。集中力が続きづらいのに長時間続けて勉強をするのは、逆効果です。また、じっくり机に向かうことができるのに塾で詰め込み学習をするのも良くありません。子どもの性格と能力に合う、それぞれの勉強方法を小学生のうちに模索しておくことが大切です。

小学生の勉強方法NG3つ


小学生の勉強法において、「これはNG!」という声かけ方法やアプローチは次の3つです。

「○分勉強する」と時間を区切る

時間を区切ると、時間消費のためダラダラ机に向かう癖がつきがちです。机に向かった時間よりも、学習の量と質を可視化するべきです。やることリストを作って終わったら好きなことをして良いルールを作るなど、テキパキ片付ける方が「得」だと教えましょう。

勉強に罰則のイメージをつける

「勉強しなかったから遊べない」、「宿題をやってないからパソコンに触っちゃダメ」というのは、一見しつけのようにみえます。しかし、こうした言い方はいやいや勉強しがちになるので注意しましょう。回りくどくても、「勉強をやるのはお母さんとの約束。だけど約束をやぶったから遊べないよ」と言うべきです。
とはいえ、むやみにご褒美を用意するのも勉強の動機が不純になるのでオススメできません。

「お母さんは分からないから塾で教えてもらって」と関わり合いを避ける

小学生のうちは、まだ子離れしているとはいえません。なので、自分が取り組んでいることに対しては、親が興味をもってほしいと考えるお子さんがほとんどです。そのため、「塾でやってるからいいでしょ」、「お母さんは知らないよ」などと突き放すのはNG。子どものやっていることに興味をもつ姿勢を示しましょう。

小学生の勉強方法OK3つ


NGな声かけをチェックしたところで、効果的な応援や声かけ方法についてみてみましょう。

「〜に向けて頑張ろう」と具体的な勉強の目標を掲げる

漫然と勉強するのではなく、「苦手な分数を理解しよう」、「○○の本に出てくる漢字を練習しよう」など具体的な目標を立てるのが大切です。目標を達成した日は好物のカレー!などちょっとしたご褒美を決めるのもオススメです。

勉強=学校ではなく知的好奇心をはぐくむものととらえる

勉強法を確立する上で勘違いしやすいのが、苦しまなければ勉強ではないという考えです。これは保護者によく見られる誤解といえます。しかし、本来勉強は知的な興味から発するもの。小学生のお子さんの興味関心の芽をつまないように気をつけましょう。

勉強内容について会話する時間をもつ

他の人に物事を説明することは、自分の頭で整理しなければできません。つまり、理解を促進させるためには、勉強した内容について説明させるのが効果的ということです。「今どんなこと習っているの?」と定期的に声かけし、「〇〇ちゃん(〇〇くん)の説明は分かりやすいね」などと会話してみましょう。また、子どもの説明に対して積極的に「〜はどういうこと?」と質問するのも効果的です。

小学生の効果的な勉強方法は中学校へつながる

自分の勉強方法を確立すれば、自分で考え学べる子どもに育ちます。自宅学習が重要になる中1に向けて、小学生のうちから机に向かう時間を作りましょう。そうできるように、親からも効果的な声かけを心がけましょうね。