【小学生男女別】子育てで気がかりな「整理整頓」!男女の特徴別ポイント

小学生の子どもを持つママの多くが、子どもの「整理整頓」に対して気がかりと思っています。しかし、「ただ片づけなさい」というだけでは逆効果かもしれません。ここではどのような子育てで「整理整頓」ができる小学生にしていけばよいのかという男女別の子育てのポイントを紹介します。

小学生の子を持つ子育てママの気がかりは「整理整頓」

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所が2015年行った共同研究プロジェクトの結果によると、保護者の子育ての悩み・気がかりでもっとも多かったのが「整理整頓・片づけ」 です。小学生から高校生までの全学年で半数以上を占めており、とりわけ小学生が高い数値となっています。

  • 小学1年生~3年生:58.3%
  • 小学4年生~6年生:59.7%
(参考文献:「子どもの生活と学びに関する親子調査 2015」)

整理整頓・片づけに関する保護者の悩みは幼児期から続いていることがほとんどです。しかし、小学生が整理整頓・片づけができないまま育つと、次のような事象が起こりやすくなります。

  • 物を放り出したままが当たり前になり、気にしなくなる
  • 学校の宿題やプリントを忘れたり、紛失したりする

また、整理整頓・片づけができていない部屋は学習環境が悪い状態といえます。勉強に集中できない環境では、子どもの学力へも影響を与えかねないため、義務教育が始まる小学生のタイミングで整理整頓・片づけを身に着けさせることが大切です。

整理整頓は小学生の学力向上に向けた子育てのカギ


整理整頓・片づけが行き届いた部屋や環境は、学力向上の基礎となります。そのため、保護者としては「学習しやすい環境=整理整頓された状態」をキープできるよう、整理整頓・片づけができる子どもに育つ子育てをすることが大切です。

学習にスムーズに取りかかれる整理整頓・片づけができる小学生の部屋の第一歩は、次のような状態の部屋・環境です。

  • 教科書がきれいに並んでいる
  • 文房具は元の位置にしまわれている
  • すぐに学習できるよう、鉛筆が削られている

勉強しやすい状態を作りやすいよう、学習机や学習スペースなどを用意し、まずは教科書や文房具の整理整頓・片づけから始めさせましょう。整理整頓・片づけには、共同生活におけるルールやマナーを自然に身に着けるという役割もあります。上手にフォローしながら、整理整頓・片づけができる子どもに育ててあげましょう。

整理整頓ができる子どもになる! 小学生の男女別の子育てのコツ


男の子と女の子で特性が異なります。全員に当てはまるわけではありませんが、効果的に子育てするためにも、小学生の男の子や女の子の特性をマスターしましょう。

小学生の男の子の特徴と子育てで大切な点

男の子は、生活習慣の自立がゆっくりといわれています。おもしろさを感じればひとつのことに集中して取り組みやすい傾向がありますが、おもしろくない・面倒くさいと思うとしません。

「どっちが強いか」や「誰が一番か」という競争が好きで、何事にもゲームや遊び感覚をいだきやすいです。しかし、細かいことを言われるとやる気をなくしやすいため、小学生の男の子の子育ては、ゲーム的な面白さを取り入れ、細かなことは言わないことが大切です。

小学生の男の子の子育てでは、おおざっぱなヒントを出しながら、挑戦意欲を刺激する言葉でやる気を出させましょう。ポイントは次の2つです。

  • ルール化する
生活習慣の自立がゆっくりな男の子には、具体的なルールで整理整頓・片づけのクセをつけさせましょう。例えば、リビングやお風呂といった共有スペースには、教科書やおもちゃなどは「持ち込み制」にしてしまうということです。そうすることで、自然と終わった後に自分の部屋や元の位置に戻すようになります。

  • 面白い、やりたいと思わせる
ただ「片づけなさい」というよりも「片づけとお母さんがごはん作るのとどちらが早いか競争しよう」といって片づけさせることでゲーム性が生まれ、挑戦意欲を刺激できます。

小学生の女の子の特徴と子育てで大切な点

女の子は、おもしろさに関係なくとりあえずやってみるという子どもが多く、問題に対しては協力を求める傾向があります。コツコツと取り組むようなことが向いていますが、おおざっぱな指示では不安を感じやすいという面もあります。

また、親や先生からの一言が気になりやすいです。特に小学生高学年になると、思春期を迎えるため親から口出しされるとイライラしやすく、怒りっぽくなるといわれています。そのため女の子の子育てでは、うまく協力をしてヒントを出しながらやらせることが大切です。

小学生の女の子の子育てでは、一緒に片づけを手伝いながら指示は細かく伝えてあげるようにしましょう。ポイントは次の2つです。

  • 簡単なことからステップアップ
あれこれしようとするとキャパシティーがオーバーしてイライラしやすくなります。「ペンを一か所に集めて」「よく使うものはペン立てに、あまり使わないものは引き出しにしまって」というように、順番に片づけを進めていけるよう誘導してあげましょう。

  • 子どもに考えさせる
自立のためには、いつまでも親が整理整頓や片づけのフォローをするわけにはいきません。順番にステップを踏みながら整理整頓や片づけができるようになったら、しっかりとほめて子どもに自信をつけさせ、次はどうすべきか自分で考えさせるようにしましょう。

男女別の子育てで整理整頓ができる小学生に育てよう

整理整頓・片づけを行うことで学習環境が整うだけでなく、学力にも良い影響をあたえてくれます。共同生活におけるルールやマナーを身に着けることにもつながるため、小学生のうちに男女別の特徴にあった子育てをして「整理整頓・片づけ」ができる子どもに育てましょう。