【小学生向け】子どものやる気を奪ってない?親がやってはいけないこととは

子どもを励ましているつもりなのに何だか空回りしている気がするとお悩みではありませんか?何気ない親の言動が、実はやってはいけないことだったということは少なくありません。今回は、小学生の子どもに対して、親がやってはいけないことを説明した後、感情的に叱らないようにする方法について解説します。

ついついやってしまいがち?小学生の子どもに対してやってはいけないこと

子どもがゲームに夢中になっている様子を見ると、ついつい「宿題はもうやったの?」と注意してしまうことはないでしょうか。子どもが忘れ物をしていないかが心配で、毎日チェックしてしまう、という親御さんもいるでしょう。

あまりにも子どもが言うことを聞かないと、思わず感情的に叱ってしまって後味の悪い思いをする方もいらっしゃるかもしれません。なかなか思い通りに動いてくれない子どもに、どう接すればいいのか悩む方は多いものです。

子どものためを思ってのつもりでも、知らず知らずのうちに、子どもに「やってはいけないこと」をしてしまっている場合も…。
具体的に「やってはいけないこと」には何があるのかを確認して、逆に「やっていいこと」を知り、子どもとの接し方を見直してみましょう。

小学生の親がやってはいけないこと8か条


  • 人前で叱る
  • 端的な会話で済ませている(単語だけなど)
  • テストや学校の成績を結果だけで評価する
  • やる気を出させるためにモノでつる
  • 忘れ物が多い子の代わりに時間割合わせをする
  • 子どもがつまずそうになるとすぐ手助けをする
  • 気になることをしていても個性だからと何もせず放置する
  • 親がもう片方の親の陰口を子どもに言う

人前で叱ると、子どもの自尊心が大きく傷つけられ「どうせ自分なんて」と自己評価が低くなり、恥をかかせる親の子とも嫌になりかねません。会話は、常日頃からきちんと話す習慣をつけておかないと、論理的な思考が身につかず、大人になってから苦労する可能性があります。

子どものやるべきことを先回りして片付けると、子どもの自立心が育たず、他人に依存する習慣がついてしまう可能性も。両親がお互いのことを悪く言っていると、子どもは両親に対する尊敬の気持ちを失いかねません。

これらの「やってはいけないこと」は、ついついやってしまいがちなことでもあります。では、逆に小学生の子どもにやっていいことについて見ていきましょう。

「親がやってはいけないこと」の裏返しが「やっていいこと」


先に説明した「小学生の親がやってはいけないこと」を裏返してみると「やっていいこと」になります。それぞれの項目に対応する「やっていいこと」も箇条書きにしてみましたのでご覧ください。

  • 叱るときは2人きりで、頭ごなしに叱らず丁寧に「なぜダメか」を説明する
  • 「なぜ?」「どういう意味?」など質問して子どもに考えさせるような質問をする
  • 子どもの努力している姿を褒め、どのような結果であっても励ますようにする
  • やる気を出させるために「褒めて伸ばす」を意識
  • 時間割を合わせる時間を決めて、子どもがやっている姿を最初の方だけ見守る
  • つまづきは経験と考えて手を出さない、あまりにも繰り返す場合はどうすれば防止できるか一緒に考える
  • 注意するべき時は注意する(子どもは叱ってもらうのを待っている場合もある)
  • もう片方の親の悪口は決して子供の前で言わない

一気に軌道修正は難しくても、やれることから始めてみて、ひとつできるようになったらまた次も…という形で行動を変えていきましょう。言動が変わるとともに、子どもにも良い意味でも変化が感じられるようになるかもしれません。

小学生にやってはいけないことNo1!「感情的に叱る」を避ける方法


小学生にやってはいけないこととして最も避けたいことは、感情的に叱ることです。しかし、親も一人の人間。突発的な怒りを抑えることはなかなか難しいもの。そこでご紹介したい方法が「アンガーマネジメント」。怒りを管理する方法です。

人の怒りは、脳内の扁桃帯で感じています。扁桃帯で怒りを感じてから、実際に怒りを行動に移すまでの時間は、だたい0.25秒から2秒と言われています。非常に短いですよね。この時間を何とかやり過ごすことで、暴発する怒りを抑え、冷静になることが可能です。

怒りを感じたら、まずは自分の怒りを10段階評価することを意識してみましょう。これまでで一番怒ったときの状態を10とすると、今はどの数値になるでしょうか。考えているうちに6秒やりすごせればそれでOK。「ダメだ今は10!」と即決してしまいそうなら、次に「自分は今なぜこんなに腹を立てているのだろう、相手に伝えたいことは何だろう」と、意識を相手ではなく自分に向けてみてください。

気持ちが落ち着いてきたら、次に相手に何をどう直してほしいのかを頭の中で組み立てます。そのとき、「私はこうしてほしい」と、自分を主語にするようにします。考えているうちに、今怒っているのは目の前で起こったことではなく過去のことだ、など、怒りが必要以上に大きくなった理由が見えてくるので、過去のことはおいておき、今注意するべきことのみに言及するようにしましょう。

最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、何度か続けていくうちに、爆発する可能性をグッと下げられるようになりますよ。

小学生の親としてやってはいけないことを再確認しよう

ここまで、小学生の親としてやってはいけないことを説明しました。気が付いたらついついやってしまっていた、という内容も多かったのではないでしょうか。そのことに気付けただけでも大きな前進です。後は、逆に「やっていいこと」をできるところから実践するとともに、感情的に叱ることを避けるためにアンガーマネジメントを身につけていきましょう。

自分が変わることで、子どもにも変化が出てきたと実感できる日がやってくることを信じて、ひとつひとつを試してみてくださいね。